2025年05月31日

ごあいさつ

はじめまして

幼稚園に入園したときから、毎月3冊の絵本が手元に届くようになりました。卒園後は、そのうちの1冊を、近くの書店の取り寄せで購読し続けてくれました。今、考えると、そんなことをずっと続けてくれた両親、特に母に感謝しないといけないなと、つくづく思います。

高校生に上がってから、この絵本の購読は、自分のお小遣いの中から、自分の意思で続けることになりました。購読を止めるきっかけにもなったかもしれない可能性を秘めていたと思います。でも、なぜか買い続け、長期で日本を留守にしていた時期も、母が代わりに書店に取りに行ってくれていました。そして、この絵本の購読は、今も続いています。以前は本当に、注文しておかないと買い求められない絵本でしたが、今は、大型書店であれば、また、最寄の書店でも、最新版であれば棚に並ぶ絵本となりました。〔必ずしもあるわけではないですが。〕そんな絵本は、引越しのたびに箱に詰められ、要注意な重たい箱として運ばれ、常に本棚の一角を占めています。しかも、増殖しながら。

このところ、おとなになった分、絵本の楽しみ方が素直でなくなっているように感じています。人生経験を積んだ分、作者が作品中に散りばめた仕掛けや秘密に気づくようになっているようにも思います。
子どもの頃、大好きだった作品は、今でも大好きですし、怖いなあと思ったものは、やっぱりどこか怖さを感じ、嬉々として手にとることはないようです。

自分の絵本読書歴の記録作りも兼ねて、絵本再読の記録を綴ってまいりたいと思います。

どこかで、ささやかでも面白い出会いと、楽しい繋がりが生まれることを期待して。


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花ちゃんとクマの菜葉




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2025年05月14日

絵本のタイトル 索引 あいうえお順 一覧

絵本のタイトルを50音順にならべた索引です。

リンクがアクティブになっている作品は、再読感想完成済み。

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2025年05月13日

絵本の号数(発行)順 一覧

発行順索引。

月間予約絵本「こどものとも」は、月に一冊発行なので、少しだけ季節感先取りの絵本が出ます。夏がテーマの絵本が真冬に出ることはないし、11月発行の12月号にあたるときは、「クリスマス」というタイトルが並ぶことが多いかも。

どんな時代にこの絵本が、出たのか、こんな時代だからこんな絵本が出たのか、なんて考えるのも面白いです。

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posted by 花ちゃんとクマの菜葉 at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろなこと | 更新情報をチェックする

2025年05月12日

作家別一覧

作家別索引です。
絵を担当した方と文を担当した方と、そのカテゴリーは混在しております。

全作品の作家さんを対象とするのが本来の姿だとは思いますが、私の好みを表せるところを作りたくて、この索引は、特に好きな作品の作家さん限定の索引となっています。

好きな作品は、初見したときから好き。つまり、あまり好みは変わっていません。成長がないということなのかもしれません…
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posted by 花ちゃんとクマの菜葉 at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろなこと | 更新情報をチェックする

2021年03月16日

かもときつね

かもときつね
ビアンキ さく
内田莉莎子 やく
山田三郎 え
1962.8.1. / 1976.2.1

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はて、何を伝えようとした作品だろう、と考えてしいました。子どもの頃、カモがキツネから賢く逃げおおせている物語に、絶対的に強いはずのキツネから、逃れられたこと、そんな知恵を持っているカモに喜んでいました。絶対的な強さを持っているものが、好きではなかった、という好みもあったと思います。そして、久しぶりの読み返し。カモの知恵に感心するのは、もちろん、物語が判っているだけに、絵の表現にも目が言って、四色と二色刷りの表現の違いの狙いも考えました。まだ、答えは見つかっていませんが。そして、ふと思ったこと。狩りをして自ら食料の調達しなければならないキツネのたいへんさを伝えようとしたのかしら、と。どんな生き物も食料の調達は生死にかかわること。逃れる必死さよりも、追いかける必死さがより強く伝わってきたのは、草木で命をつなぐ草食動物より、蓄えることがが難しい肉食動物の切実さがあるのかもしれないと思ったのです。
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2021年03月03日

とんだトロップ

とんだトロップ
小野かおる さく・え
1963.3.1./1985.3.1


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表紙の絵はよく覚えているのに、お話しの内容は全く覚えておりませんでした。表紙を見ると、あ、そうか、北方民族のどこかのを舞台にしたお話しだ、ということに絵から感じとることができる、ということに気が付いて、知識ってこんな風に役に立つのだ、と久しぶりにそんなことに感じ入ってしまいました。もちろん、物語の冒頭の「さむい さむい きたくのにに すんでいる」というところからもわかるのですが。
服装の形、デザイン、肌の色、そして、髪の質、背景など、絵から感じ取ることができる「物語」もまた楽しく、文章で読み終わった後に、絵だけで読み直し。文章の読みで感じた楽しさは、登場人物たちの名前。トロップ、コパップ、ガラパック、促音便と半濁音でできていること。そして、トロップ君に絡んでくる魔法使いのガラパックさんの存在。親以外の「人」に見守られていると感じることができたら、ちょっと秘密がある感じで日々が楽しいように思います。

posted by 花ちゃんとクマの菜葉 at 20:19| Comment(0) | 番外編 | 更新情報をチェックする

2021年01月02日

こどものとも 2020年


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すっかりご無沙汰しております。月刊予約絵本「こどものとも」。2020年12月号で通巻777号になりました。二年もすれば800号。いやはやこれはすごいこと。今年も年間12冊、楽しみたいと思います。事情があって昨年は、一年分をまとめ買い。まとめ読みの醍醐味は、「こどものとも」のバリエーションの豊かさをしっかと感じることができたこと。時代設定、舞台設定、確固たるものSFなもの、びっくりするほど色々です。
「こどものとも」から教わったもの。いろんな世界の疑似体験。ハラハラしたり応援したり、何度でも会いたい友だちに出会えたり。言葉遊びもその一つ。昨年の作品群にもそんな作品がありました。「ひふみよ かぞえうた」と「ようようしょうてんがい」。テキストがすっかりラップになっていたのは、「ようようしょうてんがい」の世界。声に出し、リズムを付けるとあら不思議、自然に「ようよう」したくなる。佐々木マキ氏の「へらへらおじさん」秀逸です。
posted by 花ちゃんとクマの菜葉 at 22:22| Comment(0) | いろいろなこと | 更新情報をチェックする

2020年05月20日

サラダでげんき

サラダでげんき
角野栄子 さく
長 新太 え
こどものとも 302号
1981年5月1日発行


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この絵本は、食事はからだを元気にするためにも大切なものなのだ、ということを意識させてくれた作品です。当然のことですが、出されたものは全部食べなさいと言われていて、食べることが遅かったので、食卓にへばりついている時間が長く、実は、けっこう食事時間が苦痛でした。でも、長じて、食事をきちんと摂ることが身体を作る上で大切なことなのだから、最後まで食べなさい、という意味もあったのだ、とこの絵本を読んだときに初めて気が付いたのでした。
この絵本の魅力は主人公のりっちゃんが、病気で臥せっているお母さんが早く元気になってくれるようにサラダを作る、その過程にあると思います。たくさんのお節介焼きさんたちが、サラダに欠かせないモノを教えに来てくれます。もう一つの魅力は、ちょっと不思議な色合いの絵の定点観察で物語が進展するところ。
初めて読んだときは、作者が角野栄子さんと長新太さんだなんて全く意識していませんでした。
posted by 花ちゃんとクマの菜葉 at 23:43| Comment(0) | 300号台 | 更新情報をチェックする

2020年05月03日

虫のわらべうた

虫のわらべうた
斉藤たま 採録
瀬川靖男 画
こどものとも 365号
1986年8月1日発行


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日本各地を巡って採録された「虫」のことを歌ったわらべうた。初読みの時は、残念ながら知っているものはなく、どんなリズムで、どんな音程で歌うのかがわからないのがとても残念でした。全部で14編。虫の名前も、わらべうたに編み込まれているので、地方ごとの呼び名になっていて、その文言を読んだだけでは、何を指しているのかわかりません。それを助けてくれているのが、瀬川康男さんの画。文字では想像もつかない虫の姿が画で登場。細かく描き込まれた絵ではなく、木版画でデフォルメされて描かれているので虫が苦手な私でも大丈夫。頻繁に本物の虫を観察した経験はないのに、版画の絵を見ただけで虫の名前が出てくることがまた不思議。きっと図鑑などでふと見てしまった写真が記憶に残っているようです。表紙絵からも感じることができると思いますが、和風な色合いの背景文様がとても魅力的。このデザインで染めればきっと素敵な手ぬぐいになりそうです。

posted by 花ちゃんとクマの菜葉 at 22:48| Comment(0) | 300号台 | 更新情報をチェックする

2020年04月16日

よるのびょういん

よるのびょういん
谷川俊太郎 作
長野重一 写真
こどものとも 282号
1979年9月発行



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この写真絵本を読むまで想像することもなかった夜の病院。日常生活では垣間見ることすらできない手術室、医療器具、建物内での活動を維持するためのボイラー室など。普通の生活で目に見えているもの、気づくものは世の中の活動の中のごく一部で、縁の下の力持ちという仕事が数限りなくあることを自覚できるようになったのも、この絵本のお陰。
 1979年発行。写真がとらえている黒電話や炊飯器など、当時の生活道具が懐かしく感じられるほど今とは違うところが多いですが、家族に緊急事態が発生したときのやり取りの内容は、さほど変わらないかな。絵本では、夜中の静かな病院の待合室の公衆電話からお母さんが仕事現場にいるお父さんに連絡を取っています。お父さんの仕事現場は、輪転機が回っていて音がうるさくて聞き取れない、という事態に。今はまず発生しない状態ですね。今であれば、写真付きSNSで文字だけで連絡かも。いや、こういう時は、やはり声ですよね。
posted by 花ちゃんとクマの菜葉 at 13:41| Comment(0) | 200号台 | 更新情報をチェックする