2015年11月08日

かさもっておむかえ

かさもっておむかえ
征矢清 さく
長新太 え
1969.10.1.
1976.6.1.


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降水確率などという数値が発表されるようになる前は、天気予報が思わぬ方向に転がって夕方から雨ということはよくあったことではないだろうか。でも急な天気の変化を不便に思ったことはなく、雨が降ってきたら「傘を持ってお迎えに行く」のが当たり前だったはずだ。毎日、ほぼ決まった時間に帰ってくる父親たちを迎えに駅や最寄りのバス停まで行ったという経験がある人は多いと思う。私も何回か最寄りのバス停まで迎えに行った経験があり、待った場所の記憶もぼんやりと残っている。この傘を持ってのお迎えがけっこう楽しかったりするのだ。その他、この作品では、動物専用車両があるという件が子どもの頃は羨ましくて仕方なかった。そして、今回、読みながらはらはらしたのは、駅前で待っていたのに、なかなか帰ってこないお父さんのことが待ち切れず、ネコの案内で乗換駅まで移動し始めたところ。お父さんと行き違いになってしまう、と本当にどきどきしたのだ。
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2015年11月03日

たろうのおでかけ

たろうのおでかけ
村山桂子 さく
堀内誠一 え
1963.4.1.
1974.4.1.

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「たろう」シリーズの1冊でお友だち(しかも、女の子)のお誕生会へお呼ばれした「たろう」君がプレゼントを持ってお友だち(というか、仲間)と一緒にとことこ歩いてお出かけするというお話し。持って行くモノの一つがアイスクリームで、お友だちのお家に到着するまではらはらどきどきしました。「あんまり時間がかかりすぎたので、溶けてしまいました」という一文が途中で出てくるのではないかと思って。
こんな難儀なプレゼントを持っているので、たろうは、気がせいて、あらゆる道をショートカットしたかったのだけれど、そのたびに、大人たちに「だめ だめ だめ」と声をかけられ、安全に行ける道に戻るわけです。確かに、横断歩道のないところや、信号が赤に変わる直前に渡るというのは危険だし、よろしくないことですが、みなに「だめ だめ だめ」って言われ続け、「だめ」という言葉が繰り返されるので、その点ちょっと最後のほうでくたびれてしまいました。
posted by 花ちゃんとクマの菜葉 at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 番外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする