いもうとのにゅういん

いもうとのにゅういん 
筒井頼子 さく・林明子 え 
323号

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「はじめてのおつかい」「あさえとちいさないもうと」の続編だと思っています。妹が生まれ、お母さんのお手伝いで今まで、できなかったことが出来るようになってくる、だんだんお姉さんらしくなっていく、その過程の追体験、疑似体験させてくれる作品群です。
お姉さんになる、というだけの成長物語ではなく、自分以外の人のことを思い少しだけ我慢する、ちょっと立ち止まって誰かのことを考えてみる、何かを譲ることができる心持ちになる、精神的な成長のお話だと捉えると、家族みんなの心の成長物語だなと思います。両親のあさえに対する対応と、特にお父さんとあさえとの関係は、文だけでなく絵の中でかなりしっかり描かれています。兄弟がいる場合、こんな風に長子は、徐々におとうさんっ子になっていくのかもしれないな、と気が付いたり、お父さんが子どものことをもっと考えるきっかけになる出来事ってこんなところにあるのかも、と思ったりもしています。
posted by 花ちゃんとクマの菜葉 at 00:00Comment(0)300号台