たろうのともだち

2016/08/29 21:26
たろうのともだち 村山桂子 さく 堀内誠一 え 1967.4.1. 1977.4.1. 堀内誠一さんは、絵の担当で、文章は村山桂子さんなのだけれど、「堀内誠一さんの」という冠を付けてしまいたくなる絵本「たろう」シリーズの第二弾作品だ。 ここでは、たろう君が登場するまでは、生物界の常として、当たり前の弱者は強者に従うという構図で、小さいものが大きなものの家来になりながら仲間が増えていくのだけれど、たろう君の登場で、「友だちになるなら仲間になっても..

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クリーナおばさんとカミナリおばさん

2016/07/23 09:46
クリーナおばさんとカミナリおばさん 西内みなみ さく 堀内誠一 え 1974.5.1. 218号 どちらも「おばさん」。こういう力強くてしっかりちゃっかり者はおばさんなんですね。 初版で出た時代の東京の夢の島、つまりゴミ集積所のことを連想します。今は人工島になっている夢の島。当時は高度経済成長期で何もかもが行け行けドンドン。今と比較すれば電化製品を始め、あらゆる物体の寿命も短かかったのかもしれず、買い直しの間隔も短かかったのかもしれません。そ..

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おおきくなるの

2016/01/03 14:48
おおきくなるの  ほりうちせいいち さく・え  1964.6.1. 1975.5.1. お誕生日のケーキのろうそくの数のくだりが好き。「わたしはみっつ。」おばあさんのおたんじょうびには「とてもたくさん」ってね。いつもなら、目の敵にしてしまうケムシも、こんな愛嬌のある笑顔で、しかもこんなカラフルなチョウになるのなら少しくらいお花の葉っぱを食べてもいいよっていう気持ちになるかもしれない、なんて殊勝なことを思ったりもします。ただし、実はチョウもあまり好きではない..

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たろうのおでかけ

2015/11/03 15:11
たろうのおでかけ村山桂子 さく堀内誠一 え1963.4.1.1974.4.1. 「たろう」シリーズの1冊でお友だち(しかも、女の子)のお誕生会へお呼ばれした「たろう」君がプレゼントを持ってお友だち(というか、仲間)と一緒にとことこ歩いてお出かけするというお話し。持って行くモノの一つがアイスクリームで、お友だちのお家に到着するまではらはらどきどきしました。「あんまり時間がかかりすぎたので、溶けてしまいました」という一文が途中で出てくるのではないかと思って。 こんな難..

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てつたくんのじどうしゃ

2015/09/30 20:30
てつたくんのじどうしゃ わたなべ しげお さく ほりうち せいいち え 1969.10.1. 1874.9.1. こんな車があったらいいな。こんな風に車を自分で組み立てることができたらいいな。そんな風に思わせくれる、単純だけれど楽しいお話しで、こんな風に自分で組み立てたモノで移動できるなんて、ちょっとうらやましいとさえ思います。この本も絵本ならではの楽しみがあって、文章だけでは、その楽しさはおそらく半減。絵に使われている十二色色鉛筆に入っている色だけを使..

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ぐるんぱのようちえん

2015/08/28 14:39
ぐるんぱのようちえん 西内みなみ さく 堀内誠一 え 1965.5.1. 1973.11.1. 「ぐるんぱ」という名前がすごい。音感だけでなく、ぐるん!っぱ!って動くこともできそうだし、ぞうの名前というところもすごい。そして、絵。ぞうさんって巨大だよ、ということが一目瞭然でわかる表紙絵。巨大だけれど怖くはない。力持ちだろうけれど、優しそうな雰囲気が、絵全体からあふれています。 この絵本が好きになった理由はわかりません。何度でも読みたい、手に取りたいと思..

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